脳性麻痺児者の支援

医療的ケア児について学ぶ 厚生労働省の資料を基に医療・介護職にできることを考える

こんばんわ!なおやです!

昨今、「医療的ケア児」という言葉をよく聞くようになりました。テレビや雑誌、インターネットニュースにもよく見かけるようになりました。しかし、実際に私たちにできることはどんなことがあるでしょうか。テレビの報道は医療職、特に医師や看護師が足りないことが問題です。

人が足りないことはどこの職場においても抱えている問題ですよね。すぐに解決する問題ではありません。私たちができることを考え・実行していけるように記事を更新します。

本日は平成29年度医療的ケア児等の地域支援体制構築に係る担当者合同会議の資料を参考にしました

<医療的ケア児>

医学の進歩を背景として、NICU等に長期入院した後、引き続き人工呼吸器や胃ろう等を使用し、たんの吸引や経管栄養などの医療的ケアが日常的に必要な障害児のこと

全国の医療的ケア児は約1.7万人(平成28年厚生労働省科学研究田村班田中中間報告)

歩くことができる医療的ケア児から重症心身障碍児までいる

※重症心身障害児:重度の知的障害と重度の肢体不自由が重複している子ども

※児童福祉法の改正 平成28年5月25日成立 同年6月3日公布

:地方公共団体は、人工呼吸器を装着している障害児その他の日常生活を営むために医療を要する状態にある障害児が、その心身の状況に応じた適切な保健、医療、福祉その他の各関連分野の支援を受けられるよう、保健、医療、福祉その他の各関連分野の支援を行う機関との連絡調整を行うための体制の整備に関し、必要な措置を講ずるように努めなければならない

▷人工呼吸器や胃ろうなど、医療的なケアを必要としているお子さんに適切な支援が受けられるように協力する体制を整えなさいということでしょうか。

▷関連分野の支援を行う機関との連絡調整を行うための体制の整備、、、。よくある話ですが、大きな機関同士が連携をとるためには膨大な手続きが必要です。連携をとるための準備、円滑な連携を継続するための人材確保。現在の医療・福祉機関が行うことができるのでしょうか。

▷それぞれのお子さんの状況は日々変化します。また、お子さんのご家族の健康も重要です。医療的ケア児の支援環境を整えることも必要ですが、ご家族の健康も支援する必要があるのではないでしょうか。

▷私自身は障害を持つお子さんやそのご家族のマッサージ教室を開催しています。今後、他の地域団体と協力し、ご家族がリラックスできる場所、気を休めることができる場所を設けることを検討しています。

 

<地域における医療的ケア児の支援体制の整備>

地方公共団体ー医療ー保健ー障害者福祉ー保育ー教育ーその他の連携

医療

:訪問診療や訪問看護等医療を受けながら生活することができる体制の整備の確保。小児医療従事者育成のための研修会の実施

保健

:母子保健施策を通じて把握した医療的ケア児の保護者等への情報提供 等

障害者福祉

:障害児福祉計画などを利用しながら計画的な体制配備。医療的ケア児に対応できる短期入所や障害児通所支援等の確保

保育

:保育所等、幼稚園、認定こども園における子どもの対応や保護者の意向、受入体制などを勘案した受入や医療的ケア児のニーズを踏まえた対応

教育

:学校に看護師などの配置。乳幼児から学校卒業後までの一貫した教育相談体制の整備。医療的ケアに対応するための体制整備(看護師などの研修)等

▷じっくりと厚生労働省の資料を見ていると、なかな大雑把ですね。記載されていることは立派なことが多いですが、具体的な方法や方針は見えてきません。これだけの機関が連携をとるためには多くの労力が必要になりますし、各職員のスキルも重要です。

▷また、実際に各地域にこれだけの連携を行うことができる専門職が存在するのでしょうか。私自身が理学療法士の資格を所有しています。日本理学療法士協会が会員数の分布を発表していました。

※日本理学療法士協会の会員分布の情報(2018年3月末)

大学病院で働くPTの会員数は2302人、これに対し小児施設で働くPTは321人(医療分野において)

これが児童福祉施設関係(肢体不自由児施設や重症心身障害児施設など)の会員数になると合計で771人です。

近年、需要と供給のバランスが崩れている理学療法士においても小児分野で働く会員数はわずかです。上で述べたスキルの前に人材がいません。理学療法士以外の職種においても小児分野で働いている職員数は少ないのではないでしょうか。

 

<まとめ>

これだけ書くと多方面を敵に回しそうですね。。。

結果的に医療・福祉のみの力ではマンパワー不足ということではないでしょうか。病院や訪問看護ステーション、支援学校や療育園のみで完結できる問題ではないと思います。

ひとつの案です。地域の方々に協力してもらうことができる環境を整えるほうが早い気がします。各地域には活動の規模は様々ですが、住民の方々が積極的に活動されています(地方公共団体ではなく、より小さい団体さん)。また、高齢化社会が進んでいますが、働くことのできる60~70・80歳代の方も多くいらっしゃいます。

地域の困りごとは、地域の人が寄り合って解決に向かう

きれいごとかもしれませんが、このような活動をしていきたいと思います。

私たちができること!!まずは地域の人と仲良くしませんか?

ご近所さんと出会ったときに挨拶することができる関係性作り

明日からできる地域づくりだとおもいます。

今後ともよろしくお願いいたします

 

 

プロフィール

健康相談お兄さん。

子どもから大人まで、しょうがいの有無を問わずに対応。

『生まれてから死ぬまで豊かに生活できるまちづくり』を目指す。

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