おはようございます!尚也です
重症心身障害児(者)という言葉聞いたことありますか?実態はどのようなものでしょうか。本日は大阪府の統計から重症心身障害児(者)について記事にしました脳性麻痺、重症心身障がい児者、 身体障害者手帳、療育手帳、介護者
平成28年度発達障害、重症心身障害児者の地域生活支援モデル事業報告書
大阪府福祉障がい福祉室が発表した報告を参考に記事を書いています。
報告当時大阪府では、重症心身障がい児者数は8502人としています。これは前年度の比較すると218人増加しているようです。
18歳未満が30% 18歳から40歳が40% 40歳以上が30%。
重度の身体障がい、重度の知的障がいが重複している者と定義しています。 重度の身体障がいは身体障がい者手帳一級又は二級。 重度の知的障害障がいは療育手帳A。
身体障がい者手帳は指定医師の意見者が必要になります。一級や二級の基準として、自分の意思と反して身体が動く不随意運動。肩や手など、上肢を使用する日常生活が困難、極度の制限があること。歩行が不可能、極度に制限されている。
療育手帳は18歳未満では区の保健福祉センター、18歳以上では、はーとふるぷらざというところに問い合わせる必要があるそうです。
介護者の状況
- 主な介護者は母親が80%、父親が50%。 両親ともに介護している過程が多い結果となっているようです。
- さらに、介護者の睡眠状況もアンケート結果を公表していました。
- 介護者1414人にアンケートをとったところ30%が「あまりとれていない」「ほとんどとれていない」 24%の方が6時間未満と回答されているようです。
まとめ
重症心身障がい児者数は増え続けている。今回は福祉サービスについて記載していないが、サービスが不足している現状。
特に短期入所サービスの利用率が高い。アンケート結果からも介護者の負担が大きいことが判明している。介護者である親御さんの身体をケアすることは重要なのではないかと感じます。
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今後とも様々な情報発信をさせていただきます。よろしくお願い致します。