脳性麻痺児者の支援

脳性麻痺と筋肉 腹直筋ーSuperfacial Front Line

前回の記事の続きです
寝返り動作で頭を持ち上げるには『腹直筋』の働きが大事
その腹直筋はSFLという筋肉のつながりの一部に含まれます
筋肉のつながりを学ぶことで正しい知識を身につけましょう

Superficial Front Line

正面から見た
筋肉のつながり

横からみた
筋肉のつながり

頭皮筋膜

胸骨筋(大胸筋・小胸筋)

腹直筋

大腿直筋・大腿四頭筋

前脛骨筋・長趾伸筋・短趾伸筋

SFLは頭の先から足先までのびる筋肉のつながりです
主に身体の前側をつなぐ筋肉

寝返り動作時に頭を上げるには『腹直筋』が主に働きます
しかし、腹直筋は単独では働きません
頭を持ち上げるには腹直筋より下の『大腿直筋』や『大腿四頭筋』が
しっかりと働かないといけません

丸くなりながらの寝返り動作
頭を上げるために腹筋動作を繰り返すだけでなく
足を動かすような遊びや運動も大切です(^^)/

SFLの主な役割

①立っている姿勢を保持する
②頭や股関節を曲げる
③膝を伸ばす

①立っている姿勢を保持する

写真を見て分かるようにSFLは身体の前側に位置します
寝ている場合は…
身体を持ち上げる時によく働く
座っている時、立っている時は…
身体が後ろに倒れないように常に働く

私たちは常に重力の影響を受けながら生活をしています
寝ている時は重力に抗いながら頭と身体を持ち上げる筋力が必要
座っている時、立っている時は身体が前後に倒れないように支えられる筋力が必要

立っている姿勢を保持する時は、SFLとSBLやDFLという筋肉のつながりが
一緒に働いています(SBLやDFLは後日紹介)

②頭や股関節を曲げる 膝を伸ばす

SFLはからだの前側にある筋肉のつながり
主な働きは身体を曲げたり、伸ばしたりすることです

SFLが硬くなると…

首が反りやすく、抱っこがしにく
脇が開きにくくなり、着替えがしにくい
痛みやしびれが出て、身体が硬くなりやすい

首が反りやすくなる

SFLの一部である『胸鎖乳突筋』
首の前側を斜めに走る筋肉です。
この筋肉が硬くなると首が反って、抱っこがしにくい原因にも

脇が開きにくくなる

SFLの一部である『大胸筋』
胸の前側にある大きい筋肉です
胸の前から腕に向かって走っていて、
この筋肉が硬くなると脇が開きにくくなります

手に痛みやしびれが出やすくなる

SFLの一部である『小胸筋』
腕の前側にある筋肉
小胸筋の下には血管や神経が通っています
そのため、小胸筋が硬くなると血管や神経を圧迫し
痛みやしびれが生じる原因になります

筆者自己紹介

2017年から脳性麻痺児者と家族支援活動を開始
上田法の勉強会開催や親子向けマッサージ教室を開催

2019年11月7日 マッサージ教室@沖縄
2019年11月17日 関西上田法勉強会@大阪

勉強会に興味のある方
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プロフィール

健康相談お兄さん。

子どもから大人まで、しょうがいの有無を問わずに対応。

『生まれてから死ぬまで豊かに生活できるまちづくり』を目指す。

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