脳性麻痺児者の支援

脳性麻痺麻痺の尖足に対してのリハビリ1-2【痛くないマッサージ】

昨日、公開した下腿三頭筋と広背筋のマッサージいかがでしたか?
本日は昨日紹介した下腿三頭筋と広背筋の基本的な知識やこれらの筋肉が与える影響について解説していきます。

脳性麻痺の尖足に対してのリハビリ1-2 下腿三頭筋

前回の記事はこちらから

【下腿三頭筋の位置】
下腿三頭筋は腓腹筋とヒラメ筋という二つの筋肉から構成されます。腓腹筋は内側顆と外側顆から踵骨隆起に付着しています。この内側顆と外側顆は太ももの骨の一部であり、腓腹筋は膝関節~足関節にかけて存在します。この腓腹筋は足底筋といって足の裏にある筋肉とも連結しています。昨日の内容に付け加えると足の裏をマッサージすることも尖足改善には有効な手段となり得ます。

【下腿三頭筋の作用】
この筋肉が働くとつま先立ちをすることができます。この筋肉は歩くときや走っているときに前に進む推進力を生み出す役割もあります。

【下腿三頭筋が硬くなると?弱くなると?】
尖足や前方に移動する推進力が低下します。また、ここに写真は掲載できませんが、下腿三頭筋の後方には脛骨神経という座骨神経の一部が存在しています。そのため、下腿三頭筋が硬くなることで座骨神経痛を圧迫することで痛みやしびれを増悪させてしまう可能性もあります。脳性麻痺や重症心身障害児者の療育をされている方で腰痛や座骨神経痛が気になる方は下腿三頭筋のマッサージをすることで症状が和らぐ可能性もあります。

脳性麻痺改善のリハビリ1-2【広背筋】

 

 

【広背筋の位置】
広背筋はお尻や腰から腕にまで付着している長く大きい筋肉です。大円筋という肩を動かす筋肉や外腹斜筋という側腹部の筋肉と連結しています。また、胸腰筋膜という大きな筋膜にも連結しています。このため、広背筋は肩や腰、姿勢全般に影響を与えやすい筋肉になります。

【広背筋の作用】
広背筋は骨盤から上にかけて付着しています。そのため、この筋肉が硬くなると骨盤を前傾する方向に作用します。骨盤前傾、後傾は以下を参照ください。

右の写真のように腰が骨盤が前に倒れいる状態を骨盤が前傾している状態と呼びます。骨盤が前傾すると腰痛の原因になったり、お子さんの場合は反り返りの原因にもなり得ます。また、腕にも付着する筋肉なので、肩の動きにも影響を与えます。そのため、広背筋をマッサージすることはお子さん、お母さん・お父さん方にも有効な部位になります。

まとめ

本日は昨日紹介した下腿三頭筋と広背筋の解説を行いました。筋肉や関節の知識を学ぶことで日ごろの身体のケアにつながればと思っています。マッサージの方法に関しては昨日記事にした通り、豆腐をつぶさないようにもしくは障子を破らない程度にしてくださいね。

筆者自己紹介

2013年理学療法士免許取得。その後、上田法・ドイツ筋骨格医学会日本アカデミー・PNFなどの知識や技術を勉強しています。現在は兵庫県尼崎市にて子どもと親のマッサージ教室を開催。

プロフィール

健康相談お兄さん。

子どもから大人まで、しょうがいの有無を問わずに対応。

『生まれてから死ぬまで豊かに生活できるまちづくり』を目指す。

質問や相談、お仕事の依頼はこちらからお気軽に♪♪

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